③ハーバード・アジア国際会議2025実行委員会(HPAIR実行委員会)
活動概要
ハーバード大学がアジア各国の名門大学で開催する権威ある国際会議であるHPAIR(The Harvard Project for Asian and International Relations)を、2年間の努力の末に誘致に成功し、ハーバード大学の本部と、弊団体を母体とするHPAIR実行委員会にて共催しました。本会議は、東京大学150周年記念イベントに認定いただき、外務省の後援も受けました。
HPAIRとは?
HPAIR(Harvard College Project for Asian and International Relations)は、ハーバード大学が主催するアジア最大級の国際会議であり、世界中の学生、若手リーダー、専門家が集い、グローバルな課題について議論し交流する場です。毎年夏はアジアの国、冬はハーバードで開催されます。「学生版ダボス会議」とも称される、1991年に開始し今回は33回目の権威ある国際会議であり、日本での開催は11年ぶりとなります。
日本と世界のトップリーダーである学生たちの橋渡しとなる場をつくるため、HPAIRを東京大学で開催することを目指し、国際会議の誘致活動を2年にわたり取り組んだ結果、2025年夏ついに東大での開催が決定しました。
HPAIR2025
東京大学本郷キャンパスを主会場として開催された本会議では、70以上の国と地域の応募者3,160人から選抜された500名の学生が参加しました。
5日間のプログラムにて、国・年齢・ジェンダーの垣根を超えたSDGs達成を目指す者の共創のために、斯界を代表する教授陣‧実務家による講演会や学生同士の交流、盛んな討論などが行われました。

テーマ: “Reinventing Vitality: Momentum and Memory”
________グローバル化の中で国や地域の文化・価値観の持つ意義が見直されている。
それらを技術革新と組み合わせ、将来へ向かう原動力へと転換する。
国家間を超えて取り組むべき課題が立ち現れる中で、
持続可能な社会のあり方について、
各国の視点を交えつつ考える。

テーマに対する5つの視点
① Technology
・持続可能な社会を実現する次世代の技術
・AIの利活用による社会革新とデータ基盤の整備
② Economy
・スタートアップ創出による経済成長の加速
・持続可能性と成長を両立した経済システムの構築
③ Government & Policy
・グローバル・イシューの解決に向けた協力体制のあり方
・伝統的価値の尊重とイノベーションの推進の調和
④ Health Care
・世界各国で社会問題化する医療コストの増大
・ウェルビーイング増進のためのアプローチ
⑤ Environment
・豊かな自然環境を守るためのアプローチ
・自然災害を取り巻く環境の変化とスマート防災システムの構築
主な登壇者
木村麻子(令和5年度日本商工会議所青年部会長)
小池百合子(東京都知事)
小巻亜矢(株式会社サンリオエンターテイメント代表取締役社長)
佐川宏行(東京大学宇宙線研究所名誉教授)
髙島崚輔(兵庫県芦屋市長)
藤崎一郎(一般社団法人日米協会会長)
Muhsinjon Kholmukhamedov(ウズベキスタン共和国国会議員)
José Ramos-Horta(東ティモール大統領)
Sibi George(在日インド大使)
Stan Shih(Acer共同創業者)
(敬称略、肩書は登壇当時)
参加者情報
70以上の国と地域の応募者3,160人から選抜され500名の学生が参加しました。
当日の様子



過去のHPAIRへの参加
2023年8月に香港で開催されたHPAIR、2025年2月にハーバード大学で開催されたHPAIRに参加してきました。
HPAIR2023の様子



HPAIR2025の様子





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